前の記事で
真空管アンプというタイトルで書きましたが、今回はそれの続きです。
まだ読まれていない方は、先に読んでくださいね。
はじめに
真空管について、ご存じない方のために簡単に説明しておくと
真空管とは、現在のトランジスタやFETなどの先駆け的な素子です。
要するに、電流を増幅したり、スイッチングさせて使ったりします。
ENIACというアメリカの1946年に作られた、世界初のコンピュータといわれている
砲弾の弾道起動用として使われていたらし、広々とした部屋ぐらいの
というか部屋です。に所狭しと装置が並んでいました。
コンピュータの中に人間が入ってスイッチを操作したりしていました。
このENIACに真空管が17468本使われていたそうです。
後は、昔、日本にロシア(旧ソビエト)から亡命してきたパイロットがのっていた戦闘機に
当時、トランジスタなどに移り変わっているのが当たり前で
ロシアの戦闘機には、たくさんの真空管がつかわれていたそうで
日本人技術者がびっくりしたという話を聞いたことあります。
このように、昔といっても30年ぐらい前まではかなり当たり前のように真空管は
活躍していました。
しかし、テクノロジーが進むと同時に真空管は姿を消していくことになりました。
また、現在では中国?などんごくごくごく一部で作っているとかいないとかで
真空管の生産をしているところはありません。
じゃ、なんで真空管が手に入るのかというと
一つは、中古です。
新品のままどこかに眠っていたのが商品として出てくる。
というのが現状です。
生産していないものですから、人気のある真空管はかなりの高値で取引されています。
今回の6BM8 エレハモ でも1本が大体1500から2000円ぐらいです。
レアものだと一つ数万円もします。
現在では一部のファンがオーディオ用のアンプとして真空管アンプを製作しているぐらいです。
間違いなく、現行の家電製品などには入っていません。
今の家電製品を分解して中を見ても緑色の基板に黒いチップや小さなチップなどが規則正しく
きれいに並んでいるだけで、昔のようなトランジスタや抵抗、コンデンサなどの部品がぱっと見てわかるように
取り付けてありません。
すべて、小型化されチップになっています。
電源回路部などはで、大きなコンデンサにトランス、抵抗など見ることができますが。
しかも、昔の基板なら、裏表の2パターンしか配線は有りませんでしたが、
現在では7層や下手すると10層なんて基板もあります。
たった2ミリもない基板の中にそんだけの配線が、マンションの階層構造のように施されています。
だから、見ても何がどうなっているのはわかりません。
測定装置を使うことで少しずつはわかりますが、めっちゃたいへんです。
メーカーなどでは、たとえばICの中の状態を調べたいときは
科学的な処理を施して、外装を除去し半導体の面を見たりします。
また、X線を使って、レントゲンを取るように、壊さずに内部の配線の状態や配置を見ることもできます。
見たい角度から見たいだけ見れます。
昔、海外のサイトでICカードからこの様な方法を駆使して、内部の機密情報を盗み出す凄腕の方が居ました。個人の家なんですが、そこらへんの研究室並みの装置が有りました。
真空管に関しての前置きは終わりにして、
6BM8 エレハモ 真空管を取り替える話をします。
前回書いていた通り、ヤフーオークションで真空管をペアで買いました。
振り込みも無事終了し、後は家に届くのを心待ちにしていました。
そしたら、昨日家に帰ってみると、何やらリビングのテーブルの上に
ゆうパック 60サイズが置いてありました。
最初見たとき何かなっと思いました。
だって、真空管が2本でそんなに大きな箱に入って送ってくるとは思いませんでしたから。
しかし、送り先を見てみると、私の名前で、品物も真空管と書いてあり
箱には、真空管取扱注意なる張り紙までしてありました。
早速中身を開けて確認しました。
そしたら、箱の中一杯に緩衝材が入っていて
お菓子みたいなやつですよ。
その中に埋もれるようにというか、守られて
真空管が2本、箱にそれぞれ入っていました。
それでは、改めて今回購入したお店を紹介します。
Vintagesound ヴィンテージサウンドという、第1級陸上無線技術士を持った方が経営されているようです。
今回頼んだ真空管は6BM8 エレハモ というものです。
金額は5163円(落札金額3800+60サイズゆうパック送料1100+梱包荷造料263)
今回はペアドマッチといって二本の特性がそろった真空管を頼みました。
壊れていたのは一つですから、一つでもいいと思われるかもしれませんが
左右のバランスが崩れます。
このヴィンテージサウンドは真空管のチェックを何重にもしてクリーニングまでした販売しています。
特性のそろった真空管を用意しています。
今回初めてでしたが、とてもいい感じでした。
それでは、6BM8 エレハモの写真を


上の写真んが箱です。
この箱にはロシアと書いてありました。
おそらくこの真空管は旧ソビエト製だと考えられます。
下の写真が、6BM8 エレハモの写真です。
ガラスの容器の中に、細かな細工がしてあります。
真空管と名前が付いてますので、ガラスの中は真空です。
裸電球と同じです。
以前使っていた真空管と今回の真空管を並べ撮りました。

左の2本が以前ので右の2本が今回の新しいのです。
一目でわかるように、古いのはガラスのところに黒いすすが付いています
また、ふたつとも同じ真空管なんですが、メーカーが違うのか、一部構造が違いました。


真空管の頭のところの構造が違います。
これがなんなのかはよくわかりませんが。
真空管の足はこんな感じです。

新しいだけあって、きれいな状態でした。
さっそく、新しい真空管に取り替えて、音を聞いてみることに。

真空管アンプに装着して、電源を入れるとしばらくして音が少しずつ大きく聞こえてきます。
これは、真空管のヒーターが熱くなるのに時間がかかるためです。
動かしているときは、真空管の頭付近が小さくオレンジ色に光ります。

銅の棒が4本あるところの真ん中の四角いところが光ります。
真っ暗にして見るといい感じです。
これも、真空管アンプの楽しみです。
私の部屋では真空管アンプと大きなスピーカを机の上に置いていつも聴いています。
ちょっと片付いていないですが、こんな感じです。

この大きなスピーカーもヤフオクで勘違いして買いました。
本当はもっと小さなものがほしかったんですが、今となれば、これでよかったと思ってます。
迫力が違います。
音を聴いてみてですが、前の真空管は2年ぐらい使っていたので、音がへたってぼんやりとしていました。
新しいいのをつけると、本当にわかるかは別ですが
なんとなく、低音や高音がよく聞こえる気がします。
耳はそこまでよくありませんので。なんとなくです。
発信器から正弦波を出して周波数特性を調べると一目瞭然ですが、時間が有りません。
暇になったら、やってみます。
これから、たくさん聞きますよ~~~~。
皆さんも、真空管アンプに挑戦してみたらどうですか?
それでは~。
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